強風 最近、二人の子供(9才)がレッスンに。 将来的には、まったく経験のない、 “無垢の子供”にトランペットを教えるというのも、ある意味、有意義と考える。 最初に“小三君”に与えた課題は、何しろ “唇を巻き込む”ですね。 ![]() ![]() 上前歯で、下唇を噛んででも、“唇を巻く”を徹底させる、もちろん最初、 音は全く出ませんが、何がなんでも“巻き込む” 最初から音を出そうとすると、どうしても、振動しやすい、粘膜部分を使って、 “ビャーッ” とした音で吹くので、全く音が出なくても、“唇を巻く”を徹底させます。 初めて楽器にマウスピースをさして、吹いたところ、マウスピースの当たる場所さえ、 皮膚部分を確保していれば、いずれは音が出始める。 ![]() この時点では、ほとんど音になりませんが、粘膜で鳴らすなら、鳴らなくても “皮膚部分を確保する” は、後々必ず鳴ってくると確信しています。 母親と、二人でトランペットを始めるのは、別の効果も出てくるもので、お互いが、“ライバル心”を持ち、 『お母さんが、音が出ると、子供もつられて出す』といった、相乗効果も現れてきます。 お母さん、ちょっと上の前歯が長そうですが、なんとか、 粘膜奏法にならない様に指導しています。 ![]() “唇を巻き込む”はもう1人の “小三の坊や”実は孫ですが、 “週一”しか練習していない割には、ハイBbが出始めています。 とりあえず、名前を“週一君”としておきます。 日本のトランペット吹き、子供、大人合わせて95%が、 “粘膜奏法”で結果的に全員が『トランペットを難しく感じて吹いている』 この問題を解決しなければ、将来的には日本の『“天才的トランペット吹き”の出現は困難 』は過言ではない。 初心者には、唇を巻き込ませて、『内径の大きなマウスピースを使わせる』、絶対に 『粘膜にマウスピースをセットさせない』 音が出始めるのが、 1ヶ月位遅くなっても、がまんして“皮膚部分奏法”を徹底させる。 子供の場合、大人(高校生以上)程、歯並びの悪い子供は見当たらない。 永久歯に生え替わった時期が、“トランペットを始める年齢” 『トランペット適齢期』 ―☆― ―☆― ―☆― ―☆― ―☆― ―☆― ―☆― アメリカのトランペットプレーヤーの歴史をみても、吹き始め年齢、7〜9才ですね。 親がトランペットプレーヤーというのもあげられますが、 “吹き始め年齢”はかなり重要と考えます。 身内の話になりますが、楽器は同じ金管、トロンボーンの 英二郎が、初めてトロンボーンを吹いたのが、5才半ですね。 テニス・ヒンギス 卓球の愛ちゃん、ゴルフ・タイガーウッズ・遼君、 各界の天才のほとんど全員が、スタート時期が3〜5才。 日本のトランペットは、のんびり構え過ぎで、少しでも “危機感”を持って頂きたく感じています。 又、日本人トランペットの95%が粘膜奏法と書きましたが、とりあえず、 日本のプロで粘膜奏法プレーヤーはゼロ。 結局、『粘膜奏法ではプロにはなれない』は、 “暗黙の中に分かっている事”ですが、その事に付いて語る人は少ないし、指導しようとする人も少ない。 なんと言っても、楽器メーカーが、それなりの対応をしなければ解決しない問題だと考えますね。 “小三君”ともう1人の9才の男の子 “週一君”も、音が出始めるまでにちょっと時間がかかりましたが、 ハイBb、ハイCがかすかにですが、出始めています。 二人とも、マウスピースは、比較的大きめですね。 Nモデル#15〜#17ですから、 バックでは2C〜1Cですから決して小さくないですね。 とは言え、スロートサイズは#28(3.58mm)と絞ってあります。 楽器メーカーもスロートサイズについても、 子供用、大人用まったく同じで、リム内径だけを小さくしていますので、現在の道具では “粘膜奏法製造・楽器メーカー”と皮肉られても、返事のしようが無いと考えます。 ハイBb、ハイCが出始めた、“週一君”の最近の写真です。 次回に続きます。 |




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